セヴァードフライハイワークス |
機種:ニンテンドー3DS |
公式サイト 2019/1現在 |
2017年1月 ノーマル100%クリア ●ジャンル ペンアクション ●1,500円 |
ゲーム批評 |
カプコンの大神のように、ペンで敵を斬っていくペンアクションです。ジャンプといったタイミングの操作はなく、単にペンを弱点や指示された線をなぞる、あるいは思いっきりこするといったものです。また、移動は方向キーやアナログパッドで行います。 |
プレイした感覚でいえば「戦闘シーンはペンだが、移動は3DダンジョンのRPG」といった感じで、閉鎖された空間の中をウロウロしながら、戦闘があったり、推理アドベンチャーよりは簡単な謎解きがあったり、隠し部屋を探したりと、ゲームとしてはなかなか練られた作品だと思います。 ただし、好みが分かれるのが敵キャラのデザインとBGMで、人によっては気持ちが悪い、ほとんどが暗いBGMと、遊んで楽しい気分にはなれません。 さらに、最初は自分が弱く戦闘に時間がかかる、強くなったら敵にあっさりと勝てる代わりにアイテムの入手が難しくなるというゲームシステムなので、単に敵を倒せば良いというものではありません。 このゲームの最も重要なのがマップ上に落ちたり敵が落とすアイテムを使って「一つのステータスだけを上げる(パワーアップする)」ことです。 しかも、敵の配置や数は決まっているうえに、「敵をある一定の条件で倒さないと落とすアイテムの数が減少する」ので、説明書を良く読み、倒すことよりもアイテム重視で戦闘をしないとパワーアップできないため、ゲームの後半がつらくなると思われます。 そのうえオートセーブ機能で、敵を倒しアイテムが0個だった場合でセーブが実行されてしまう場合があるため、「どうしてもアイテムが欲しい」場合は、戦闘中にリセット(3DSのホーム画面に戻るなど)する必要があります。 ※注意点:オートセーブ時のアイコンが表示されている時にリセットや電源オフをするとデータが消える場合がありますので、リセットや電源オフは「アイコンが表示されていない時のみ」です。 セーブポイントは3つ、選べる難易度はノーマルとイージーの2つ。私はその2つの難易度を同時にプレイしているのですが、やはりノーマルの方が戦闘が厳しく、適度にパワーアップしていないと先に進めない可能性があります。 そのため、ノーマルでは相当数ゲームオーバーになっています。 というわけで、時間のない方や腕に自信のない方、お子さんはイージーをオススメします。 |
評価(10が最高) |
7 |