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SIMPLE DSシリーズ

THE戦艦、THE歩兵

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タイトル

SIMPLE DSシリーズ Vol.20 THE 戦艦

メーカー/公式サイト D3パブリッシャー・TAMSOFT/公式(2022/5現在)
ジャンル 3Dシューティング
機種

ニンテンドーDS

プレイヤー(人) 1
クリアの有無
2011.2
ノーマルで1周。武器すべて開発済み
ゲーム批評
対空、対艦、対潜と武器の切り替えが頻繁なシューティングで、パターンではなく臨機応変に対応した方がクリアしやすい内容。
この「武器の切り替えがタッチペンでできる」のがポイントで、私の場合は、攻撃が非常に楽しかったです。


弾を発射するには、複数のボタンをタッチする必要があり、これがもしコントローラーだったら苦痛に感じたかもしれませんがペンなので、4つのスイッチをサクっと移動しながら順序よく下に下げて最後に発射ボタンをタッチ。みごと潜水艦に命中すると、なかなかの爽快感。

一方、マシンガンのようにバリバリ撃って撃墜させられるのは戦闘機のみ。


また戦艦には大砲を数発撃ちこむ必要があり、このように「敵によって攻撃方法が変わる」ことを体感できたのは良かったです。


なお、このゲームは面クリアタイプですが、負けてもお金が入るし、そのステージ内での分岐もあり、お金を貯めて兵器や船体を開発してパワーアップできるうえに、難しいと感じたルートを避け別のルートに変えたら意外と簡単にクリアできたなど、「時間さえかければ先に進める」ので、かなり親切。


また、一度ステージに出るといくらかダメージを受けるので、修理とお金が必要、しかも機関や機銃といった細部ごとにダメージが異なるというリアルさ。

もしお金が足りなくなったら、あまりダメージを受けていない別の艦でクリア済みのステージに再挑戦すればお金が稼げるので、金欠になることは少ないでしょう。



ただ注意点としては、ゲームスタートしていきなり「空から弾が雨のように降るシーン」が多く、「艦が揺れるので大ダメージを受けた」と思って最初の頃、慌てて難易度を「やさしい」に下げてプレイし始めたのですが、実は「その雨のような弾はたんに演出で、敵機からの攻撃のみダメージあり」ということに気づくまで、私はかなり難しいゲームと勘違いしていました。


その雨のような弾は「海戦のリアルさと、視界の悪さの演出」だと思いますし、自機は「戦艦、駆逐艦」のみなので、正直、似たようなシーンが多いゲームでしたが、個人的には「タッチペンだったから面白かった3Dシュー」として良作だと思います。

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攻略ワンポイント
照準の移動はタッチペンでできますが、2つの回転ハンドルを急いで回さないといけないので面倒なうえに、敵戦闘機の接近に間に合わないことがしばしば。


そこで「照準のみ方向キー」、ほかの操作はタッチペンですると意外とラクに操作・攻略が可能です。
評価(10が最高)
7


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タイトル

SIMPLE DSシリーズ Vol.21 THE 歩兵 部隊で出撃!戦場の犬たち

メーカー/公式サイト タムソフト・D3パブリッシャー/公式(2022/5現在)
ジャンル アクション
機種

ニンテンドーDS

プレイヤー(人) 1~4
クリアの有無 '11.12 EASYで全ステージ Sランク
ゲーム批評
 タイトルデモを見て、まず教官(鬼軍曹)のセリフが下品極まりない。この時点で何割かの人は嫌悪感を抱くでしょう。
 ただそれはセリフだけでしたし、
「やつらの黒くて硬いのをヘシ折ってやれ。二度とできない様にな」
というセリフは「敵の砲台を破壊せよ」という意味で、このように中には笑える文句もありました。


それはさておき、ゲームを始めると久々に感じた「自キャラのモッサリとした動き」

やや遅いが人間らしいと感じつつ、ゲーム中はダッシュ移動を多用してプレイ。


短銃、機関銃、狙撃銃、サーベル、ナイフと言った武器を拾ったり、元々持っているのですが、結局、機関銃やサーベルはほとんど使いませんでした。


それに短銃の命中率が高いので遠い敵以外はそれで充分でしたし、敵に近づいてナイフで白兵戦するだけでもこのゲームは楽しめます。

ただし、スナイパーモードで見張り台の敵を狙撃するのは、短銃とは違った遊び方になるので、ゲーム中の良いアクセントになっていました。



一方で狙撃している自分は固定砲台と同様に「相手からも狙われやすい」ので、その点は注意する必要があります。


気になったのは、ホフク前進などの姿勢変更があまり必要に感じなかった点と、敵戦車の弾の発射間隔が早いという点です。

とくに戦車の弾が自機のそばに着弾したら、LまたはRボタンの2回連打による緊急回避をする必要があり、戦車の射程範囲に自分がいる間、連続して弾が発射されるので、その間、ボタンを連打し続ける必要があるうえに、範囲外になかなか抜けれなかったのが残念。


あと、落ちているアイテムを拾う動作をしても当たり判定がおかしかったりアイテムの色が背景に似ているものもあり、アイテムが拾いにくいこともありました。

ただ総評として、気楽にプレイするつもりでイージーを選んだのですが、それだとプレイ時間も短く、難しいステージがあってもストレスなく遊べたので「定価2800円相当の内容だった」と思えた反面、少しでも長く遊びたい人はノーマル以上の難易度をオススメします。


またグラフィックが戦場なので派手さはないうえに似たようなステージが多いので、「ボリュームが少なく、アイテムの少ないクソゲー」と感じる人がいるかもしれません。

ただ私の感覚では、「クソゲーと言うほどの不満点はなく、操作方法で覚えることが少ないので接客用にも向いているゲーム」だと思いました。

希望の改良点は、処理落ちの改善、それとアナログボタン対応のハードで発売されたのなら、照準移動を素早く正確に行えると面白さがアップすると思います。
評価(10が最高)



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