機種:ニンテンドースイッチ |
公式・参考Web 公式 wikipedia 2020年5月現在 |
メーカー:五十嵐孝司 氏xインティ・クリエイツ サウンド:山根ミチル氏ほか |
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ジャンル:2Dアクション | ||
プレイ履歴 | ||
2019年11月 (わかる範囲で)全モードクリア |
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ゲーム批評 | ||
見た目はファミコンです。でも、音楽はDSソフト並みに良い音ですし、キャラの動きなどはファミコンとは桁違いですし、何回でも遊べる「やりこみ度」は非常に高いです。 まず、このゲームの特徴は「仲間をいつでも自由に変えられる」という点で、これにより、通れなかった場所に入れたり、攻撃が激しいザコ敵でも、あっさり倒せたりします。 つまり、「各キャラの性能をしっかり覚え、少しずつ先に進む横スクロールの2Dアクションゲーム」です。 さらにボタンはジャンプ、攻撃ン、サブウェポン、キャラの変更の4つが基本という簡単操作。 しかも、コアファン向けの難易度およびルートがある一方で、残機数無制限のモードや、易しいルートがあったりと、より多くの人が楽しめるような作りになっています。 このゲームの監修者(作者ではないかもしれません)の五十嵐孝司 氏(IGA氏、wikipedia)は2001年の「悪魔城年代記 悪魔城ドラキュラ(批評)」以降、ほとんどのドラキュラ作品に携わったプロデューサーで、このゲームは悪魔城ドラキュラシリーズのスピンオフ作品とのこと。 ですので、ドラキュラファンが喜ぶ仕掛けや楽しめる演出がたっぷり、ステージ内にちりばめられていますし、当時の回避テクニックも使えます。 私は通常の難易度でプレイしているので、ダメージを受けると後ずさりからの落下があるので、よく落ちますが、自動セーブ機能がありますので、ファミコンの頃の時間の浪費はありません。 ただ「難しい」と感じるのは、ザコ敵の一部やボスで、攻略方法がわかるまでは即死することが多いという点です。 ですので、何回も試して、何回も死んで、やっと「その武器で倒せばラクなのか!」という発見をする必要があります。 「そこが楽しい」と感じる人なら楽しめるアクションですが、適当にボタンを押したり、ライフを増やして無理矢理クリアしたいという方にはオススメできません。 ただ、アウトになっても復活ポイントから復活しやすいようなアイテムの配置、ステージ構成になっているので、ファミコンの頃とは違いプレイしやすいゲームにはなっています。 最後に(電子)説明書が欲しかったです。ゲーム中の説明だけでは物足りない。 ハートを落とす燭台、壺を落とす燭台と決まっている点と、飛行系のザコ敵以外は決まった動きをするので、戦略が立てやすい。また「残機制限のあるベテランモード」だと1upアイテムが出てくるので、それを取るに行くためのルートを考えたりと、戦略性のあるアクションなので大人でも楽しめます。 ただ厄介なのが、キャラによってジャンプ力が異なるため、キャラを変えた途端、ジャンプ距離を間違えて落下することがあるので、そこが注意点。 あと見た目がファミコンなので嫌いな人は嫌いでしょう。それでも、ファミコンの頃に比べると理不尽な攻撃や落下は少なく、面セレクト、無限コンティニューのカジュアルモードなどシステム面は大幅にアップ。 何回もエンディングを見ていますが、それでも飽きません。低価格ながら、ついつい遊んでしまう、ドラキュラに月風魔伝が加わったようなコストパフォーマンスの高い2Dアクションです。 ●余談 IGA氏がコナミを退社された影響?とまでは言いませんが、コナミのアクションは3Dアクションが増えました。 3Dにも良さがあります。 ですが、「ゲームとしては、上下左右だけの2Dの方が、敵の動きが予想しやすい上に、自機の動きも限られるので操作しやすい、だからたくさんの人が楽しめる」と私は思います。 だからこそ、スーパーマリオがたくさんの人に愛され、そしてドラキュラシリーズは一定のファンがいると思います。 一方、FPSのように兵士である自分が銃を構えて画面の奥に進むシューティングも私は好きです。ただ、敵を予想する範囲が広いうえに、様々な方向に視点をやる必要があるため、疲労度が高く、慣れが求められ、初心者向けには敷居が高いです。 そういう意味で、このカースオブザムーンのような2Dゲームが今後も開発され、そしてプレイする人が増えることを期待しています。 |
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評価(10が最高) | ||
10点 (私は好きな部類なので) |
公式サイトに掲載の攻略のヒント集 | ||
未プレイでプレイを楽しみたい方はこれ以降は読まないで下さい。 ・いつでも仲間の変更が可能なので、仲間が増えればHPが増える。 ・「遠回りしなければ手に入らないレアアイテムはない」ので、「とにかくショートカットせよ」ということで、ミリアムかジーベルは温存したいところ。逆に斬月やアルフレッドだと遠回りは確実で、ステージによってはボスにたどり着くのも困難でした。 (ただし、遠回りルートでまれに1Upがあることがありました) ・新しいエンディングがなかなか見れなかったので、公式サイトの「仲間たちとどう向き合うかが、マルチエンディングの鍵」を読んではじめて真のエンディングを見ることができました。 ・ドラキュラシリーズの攻撃を受けると後ずさりする「ベテランスタイル」と、後ずさりしない「カジュアルスタイル」の変更が可能なので、非常に遊びやすい。とくにカジュアルだと残機無制限、MP(ウェポンポイント)が豊富、さらにハートが落ちてくることが多いので復活がしやすく、忙しい社会人には助かります。 ・過去のドラキュラシリーズに比べると復活しやすいのですが、ボスでやられた場合の復活ポイントは、ステージによってはボスまで遠いと思える箇所があります。ダメージを受けないように、なるべくMPを使わないような進み方を見つけないとボス戦が大変です。 ・隠しアイテム、隠し部屋は、ドラキュラシリーズをプレイした人ならすぐにわかるような配置です。私の調査では、いやらしい、面倒な場所はなかったと思います。 ・アルフレッドのフロストカリバーなら足場を作ることができます ![]() アルフレッドでレアアイテムを取るなら必須の技です。 ・ルート上、たまにわかりづらい分岐点があります。時間に余裕があれば難しい方に進むのも良いでしょう。 ![]() |
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ステージ4のボス「ウァラク」戦 ミニ攻略: ジーベルで上の足場に乗り、コウモリで上の龍を先に倒す。炎を吐いたら上へコウモリで回避。次に下の龍を攻撃、足場でしゃがめばギリギリでコウモリが届く。巨大龍になったらヒット&アウェイの繰り返し。ただし、ボスのトゲが定期的に迫ってくるので、私は真上で回避しますが、自信のある人なら斜め回避でも可。ボスの体力が多いので持久戦です。 ジーベル以外ならミリアムのムチかアルフレッドのヴォルティックアレイ(ホーミング弾)等が有効ですが、2体の下側の龍を倒すのが大変。ただ巨大龍はミリアムの3連剣など飛び道具があれば楽勝。 ステージ6のボス「ブラッドレス」戦 ミニ攻略: 相手のホーミング弾(クリムゾンドロップ)を消すのが最優先、ダメージを受けやすいです。そして、ボスの落下弾(スプレンダーニードル)や血の雨(ブラッディレイン)を回避するために、傘を攻撃。落下弾の時は傘の上に、雨の時は傘の下にいれば安全。攻撃は傘の上に乗って攻撃するのが基本。そのため、このボスは回避行動がメインのため、時間がかかります。 私はジーベルのコウモリ攻撃が好みですが、ミリアムのムチや3連剣または鎌、斬月の鎖分銅(斜めムチ)でも可能。 ボスの最終攻撃は、体力のあるキャラに変えてダメージを受けた方がラク。回避したい場合は、3つの傘をなるべく画面の端(で上下に止めて、一番上の傘に乗って攻撃すれば回避できますが、時間が無いため「3つの傘を止める」のはやや困難です。 |
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※ラスボスの記述があります。ご注意下さい ■ボスラッシュについて どうしても苦手なボスは、アルフレッドのヴォルティックアレイ(ホーミング弾)を使えば短時間で倒せてダメージを抑えられます。私ならステージ6のブラッドレス、ラスボスのいずれかで使いますが、ステージ5のアンドレアルフスが苦手な場合にも有効です。 ●ボスラッシュの私的メモ 各ボスの私的攻略法と使用アイテム 1)グラッドトレイン 易しい ミリアムでボスの腕の上でダガーを連射。ボスに接近しムチを3発撃ったら降りてジャンプムチ5発、それから画面左へ退避。ヴォルケイノハザード(落下弾)は落下場所が決まっているので回避。 以上がダガーを使った場合の(私の)最速パターン。ボスの最終攻撃は画面の左下に退避。 2)フォカロル 易しい 最初はミリアムのムチ攻撃。ボスが停止したら斬月に変更し、降下したところへ呪符。ボスの最終攻撃は自機に向かって突進してくるので、地震が起き始めて数秒後からジャンプをゆっくり繰り返すだけ。ただし、運が悪ければダメージ。 3)ヴァルファーレ 易しい 最初はミリアムで、金貨の上でムチ連打。3回目の金貨の山と中ボスにはアルフレッドのフロストカリバー(氷)で攻撃。ボスの最終攻撃はミリアムで避けるが敵弾が見づらいため、高い確率で接触あり。途中の手は左右に動いて回避。 4)ウァラク やや難 ジーベルのチェンジイモータルで右の台の上に。炎を吐きそうになったらコウモリで回避。上の龍を倒したら、ミリアムのムチで攻撃。巨大龍になったら、ミリアムのオノで4回攻撃。ちなみにオノは1回に6ポイント消費。オノ攻撃が3回以下なら、ムチ攻撃のヒットアンドアウェイで対応。下のトゲはタイミングを読み間違えるとダメージを受けます。 5)アンドレアルフス やや難 ボスが飛行中はジーベルのジャンプ攻撃。ボスが降下してきたら、地面の針をいくつか破壊して移動場所を確保。 左に降りたらトルネードストーム(台風)を吐くので、しゃがんで回避。右に降りてきたら、背後へ飛び越え斬月に変更、さらに面を発動し、数回斬る。これの繰り返し。なお、斬月の面は数秒間、効果が持続するので斬月の面を発動させてからジーベルに変えることも可能。ボスの最終攻撃は、ジャンプ力のあるミリアムかジーベルに変更し、ボスが降りてきたら背後へ飛び越え、左右の雷撃の近くへ移動し、中心の雷撃を回避。 6)ブラッドレス 難しい ジーベルでパラソルを、なるべく上下に止めて、一番上でボスに攻撃する。敵のホーミング弾と血の雨だけは要注意。ジーベルがダメージを受けすぎた場合を想定し、斬月に鎖分銅を持たせておく。ボスの最終攻撃は、一番上のパラソルに乗って、接近してきたらミリアムの鎌で攻撃。なければムチか斬月の斬月刀で。 ラスボス以外では一番ダメージを受けやすいボス戦で、ノーダメージより「キャラの温存」を最優先に。 7)バティン 普通 現れた(A)台座の上で攻撃。ボスが壁に登ったら、2発のトリックニードルに当たらない位置から攻撃。ターゲットスコープが現れても時間があるので落ち着いて、スコープのない台座に移動。(B)台座が1つになったら台座から回避。しゃがみ攻撃をして、ボスが自分を飛び越えたら、また最初の(A)の「台座の上」へ戻るだけ。ボスの最終攻撃はスコープが現れて約2秒後にジャンプ。 注意点 (B)の台座が1つになった時、台座の真下付近に落下するとダメージを受ける。またしゃがみ攻撃中、ボスに近すぎると、ボスが飛び越えた時にダメージを受ける。慣れるまでは多少のダメージは覚悟する。 使用キャラはジーベルかミリアム。ただしミリアムの場合、ジーベルよりもジャンプの飛距離があるので、台座からの落下に注意。 8)ラストボス(ラスボス) トータルで高い難易度 私はアルフレッドのヴォルティックレイを中心に使用。あとは、ミリアムのムチや斬月の斬月刀で対応。ミリアムの3連剣は予備装備。 最優先はアルフレッドと斬月の温存。 ラスボスは攻撃パターンが多いので攻略方法は書けません。ですので、カジュアルモードで練習をして、攻撃パターンと回避方法を覚えることをオススメします。一瞬でも気を抜くと大ダメージを受けます。とにかく、やる事が多いです。 ●ボスラッシュで使わなかったアイテム アルフレッド:バーニングスフィア、ソウルビジョン ジーベル:ブラッドスティール、急上昇 使わなくても良いアイテム ミリアム:3連剣、鎌 斬月:鎖分銅 |