小さな巨人 ミクロマンプレイステーションタカラトミー(現) 2014.6 EASYクリア 基地温存率 95% 一人死亡 |
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初回版 ・ベスト版 |
公式・参考Web |
公式なし・ミクロマンについて(wikipedia) |
ゲーム批評 |
ゲームはほぼ固定画面のアクションシューティング。 目的はミクロマンの秘密基地が破壊されないように、基地内に侵入してきたアクロイヤーに対し、ルーム(ステージ)ごとにミクロマンを出撃させてそのルームを守ることです。その為、出撃させたミクロマンが仮に死んでしまうと基地のダメージ率が上がるというもの。 通常は斜め見下ろしの画面、一部に真横、擬似3Dによる奥行きのある画面など、ステージごとに視点が変わるタイプです。 ステージは狭く、1、2画面程度の範囲で敵の攻撃を回避したり、落ちているアイテムを探すというだけなので、初心者でもいきなりプレイできると思われます。 操作もガン、回避、ロックオンレーダーの展開、特殊武器が基本。 画面の両脇から出てきた敵に向けてロックオンまたは手動によるガン攻撃、敵の攻撃は移動または回避で避ける、たまに特殊武器で相手の行動を止める、この繰り返しです。 久しぶりにソフトを起動させ、サクっとクリアしたいためにイージーで始めたら、ステージ内で落下してワンミスしましたが、それ以外はダメージを受けながらもエンディングまであっさり行けてしまいました。 その程度の難易度なので、お子さんでもクリアできるレベルでしょう。 惜しいところは、ミクロマンごとの攻撃の種類が説明書に書かれていないため出撃させてみないと「違いがわからない」点、そして真横の視点だとどうやって攻撃すれば良いのか戸惑うことがあり、また、古臭さはありますが遊べないことはありません。 なお、プレイヤーにとってこのゲームの最大の目的は「ゲーム内で入手できるディスクを集めて、CM図鑑やデモを見ること」です。 現時点ではCM(約20本)しかコンプリートしていませんが、「当時のCMを見てワクワクできる世代の人」なら、このゲームは「良かった」という評価になるでしょう。その理由は、当時ビデオといった録画機は普及していませんでしたし、人間臭さの残るミクロマンが現在では完全にロボットのトランスフォーマーに取って代わってしまった時代ですので、「ミクロマンが主役の、当時の映像が見られるソフト」という意味で、このソフトは貴重に思えます。 単にゲームとして見れば「面固定型のアクションシューティング」というレベル。 セーブポイントを増やす、ミクロマンごとの攻撃の違いをマニュアルに掲載する、今よりも敵の攻撃の種類が増やす、ステージ内の仕掛けに動きを持たせるなどをしていたら、もう少し評価が上がるでしょう。 仮にリメイクしてスマホ、タブレット用ゲームとして移植すれば「ミクロマン世代」には受け入れられるかもしれません。 管理人の動画 →youtube |
評価(10が最高) |
ゲームとして見れば4 ミクロマンのデータベースソフトとして見れば8 |