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タイトル |
キャッスルヴァニア 限定版 |
メーカー/公式サイト | コナミ/公式 |
ジャンル | アクション | |
機種 | プレイステーション2 | |
プレイヤー(人) | 1 | |
クリアの有無 | ||
○ | ||
ゲーム批評 | ||
ファミコンのディスクシステムから好きだった悪魔城ドラキュラ。すべてではありませんが、このシリーズのタイトルはほとんど買ってプレイしました。 その上で今作の率直な印象は「単調」です。 そう思える理由は「ステージの構成で使いまわしが多い」ということと「敵を倒して進むだけ」ということではなかろうとかと思います。 本来のドラキュラシリーズの面白さとは「もう少しで落ちそうなところをうまくジャンプして進むというハラハラ感」だとか「敵を倒すにしても、自分なりの攻略法を見出すことでダメージを回避できるという自分なりの達成感」があると思います。 もちろん、このキャッスルヴァニアでもそういうところはあるし、ボス戦は迫力があるので「普通のアクションゲーム」と思えば6点以上の評価です。 ですが、あくまでも「ドラキュラシリーズ」であることを前提に批評すると少々残念でした。 ハードが高性能になり、グラフィックや音楽そして仕掛けがハデになるのは喜ばしいことです。ですが、ゲームの本質は「見た目ではなく中身」で、私が思うに「操作性を含めたゲームシステムが最重要」ではないでしょうか? ドラキュラシリーズは作を重ねるにつれ、技やアイテムが増えたり、召還ができたりしました。また、マップが裏表あるようなセーブを前提としたロープレのようなアクションに変化しつつあります。 もし、私がドラキュラシリーズを作れるとしたらこうしたいと思います。 純粋にアクションが楽しめる「2Dの横スクロールアクション」 主な武器はムチのみ キャラはベルモンドのみ サブウェポンはオノ、聖水、クロスなど1作目に準ずる ご覧の通り「ファミコン時代のゲームシステム」です。その上で グラフィックや音楽はこのキャッスルバニア並 セーブが要らない2時間程度でクリアできる難易度の若干高いショートモードと、マップが広く誰でも努力すればクリアできるストーリーモードの2つ。 (仮に開発期間を抑えて低価格で販売できるのならショートモードだけで充分) おそらく開発の方に届かない意見ではありますが、次回作が今作と同様のものにならないことを期待します。 ただ、念を押しますが、普通のアクションと考えれば操作性は悪くないですし、ストIIのようなコマンド技が決まれば楽しいので、今作も充分に遊べるゲームだとは思います。 ※限定版について 非売品の音楽CD 2004年度カレンダー 油絵風ベルモンド画 の3点が付属。 音楽CDは若干収録時間が短いのとCDに収録されていない曲があるのが残念。ただ、カレンダーや絵に関しては満足しています |
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キャッスルヴァニア コナミ公式パーフェクトガイド (コナミ公式パーフェクトシリーズ) キャッスルヴァニア公式ガイドブック (コナミ完璧攻略シリーズ) |
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評価(10が最高) | ||
5 |
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タイトル |
悪魔城ドラキュラ 闇の呪印 |
メーカー/公式サイト | コナミ/公式 |
ジャンル | アクション |
機種 |
プレイステーション2 |
プレイヤー(人) | 1 |
クリアの有無 |
○(2007年4月) マップ,図鑑のみ100% |
ゲーム批評 |
グラフィックとサウンドそしてストーリーはドラキュラを継承しています。ですが、主役の武器やサブウェポンの使い方そしてステージ上の仕掛けが割りと簡単だった点が、初期のドラキュラとは異なります。 ですが、自分だけでなく召還キャラのレベル上げに夢中になれたり、マップが適度に広くまた召還キャラの能力が増えると、隠しマップに行けそしてレアアイテムが手に入るなど、ゲーム中、適度にイベントがあったので、レベル上げのゲームにありがちなダラダラ感が少なかったです。 また、敵が「落とすアイテム」と「盗めるアイテム」が敵ごとに種類そして盗む方法が異なり、うまく盗めると、成功の爽快感と手に入った満足感が得られましたし、さらにそのアイテムを合成すると新しい武具が手に入るという、アイテム集めが好きな方ならかなりハマると思います。 ゲーム全体としては、戦闘は無双系ゲームのようにザコを斬りまくったり、中ボスクラスとはタイマン勝負する内容で、単にクリアを目指すだけならレベルを上げれば短時間でクリアできる難易度でしたが、メイン以外の部分で充分すぎる時間を楽しませてくれた良作でした。 |
関連商品 |
悪魔城ドラキュラ-闇の呪印-オリジナルサウンドトラック
公式 悪魔城ドラキュラ闇の呪印 公式ガイドコンプリートエディション (KONAMI OFFICIAL BOOKS) |
評価(10が最高) |
9 |
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タイトル |
オレたちゲーセン族 悪魔城ドラキュラ |
メーカー/公式サイト | ハムスター、コナミ/公式 |
ジャンル | アクション |
機種 |
プレイステーション2 |
プレイヤー(人) | 1~2 |
クリアの有無 | ||
○(2006年5月) | ||
ゲーム批評 | ||
ゲーセン版をPS2で遊べるとは思ってもいませんでした。すかさず予約をしました。 さて内容は横スクロールのアクションで、ファミコン版の1とか3に似たものですが、このゲーセン版には隠しアイテムやRPG的要素は無く、また、エンディングまで20分前後で到達できます。 お手軽アクションとして私は納得していますが、これを物足りないと思うか、これでもOKと思うかは人それぞれだと思います。 ただ、あくまでも「昔のゲームそのもの」なので、明確でない当たり判定、ワンテンポ遅れる操作性、チカチカする背景など多少難はありますが我慢できないほどではありません。 あとオマケの音楽CDは、ドラキュラ好きな私にとっては非常に大切な一枚となりました。 最後に「どうしても難しい」と感じた人はネットで検索してください。丁寧に攻略して下さっている方がおられますので、そちらの情報をおすすめします。 |
同梱の音楽CDの収録曲リスト |
![]() CDのレビュー: とくに「ステージ5」は私のお気に入りです。スローから急にアップテンポになる部分がドラキュラらしい曲調で、プレイ中だと結構ノリノリ?です。 最後のアレンジバージョン(6:30)については、ややスローに仕上がっているので好みが分かれそうですが、各ステージ曲のメドレーで曲から曲への変わり目部分は単純なフェードインアウトではなく、キレイにつなげていると思います。 |
評価(10が最高) |
8(音楽CDを加味したら10) |