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タイトル |
鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST -黄昏の少女- |
メーカー/公式サイト | スクウェアエニックス公式(音あり、2018/3現在) |
ジャンル | アドベンチャー+アクション |
機種 | Wii |
プレイヤー(人) | 1 |
クリアの有無 |
2011/11 本編 ノーミスクリア |
ゲーム批評 |
一言でいえば、アニメ、ストーリーは非常に良い。しかしノーミスクリアを目指すとなると、セーブポイントのタイミングに不満がありました。 |
基本はストーリーを追っかけるタイプのアドベンチャーで、謎解きイベントはほとんどなく、リモコンを振ったり回したりするミニゲームが時折あるアクションゲームです。 結局、ミニゲームがあるので「テンポの悪い紙芝居アニメ」に感じてしまいましたが、それをフォローしているのがアニメ版の声優によるフルボイスの存在で、それがあったからハガレンファンとしては許せました。 言い換えると、単にゲームと見るとファン以外にはオススメできませんが、ファンならそこそこ楽しめると思います。 またミニゲームは努力すればクリアできる難易度のものがほとんどですが、「エンディング後のオマケ要素を完璧にしたい」場合は、ミニゲームをノーミスでクリアする必要があり、 たとえばセーブポイントでセーブをし、以降の会話シーンを見た後にミニゲームで失敗したとします。 「ノーミスクリアは不要」ならそのミニゲームでセーブのうえ再チャレンジができますが、「ノーミスクリアを目指す」なら直前のセーブポイントまで戻り、また同じ会話シーンを見てからゲームに挑戦する必要があります。 また後半は、そのミニゲームがいくつか連続して発生するので緊張感が続くうえに、途中のゲームでミスるとその前のミニゲームにも再度挑戦させられます。 つまり、「エンディングを目指すだけ」なら短時間でクリアできてしまうボリュームですが、「ノーミスクリアを目指す場合は、多少のアクション慣れとそれなりに時間のかかってしまうゲーム」に思います。 ただし、セーブポイントは「アニメでいう話」の終わりだけでなく、話の途中にも現れるので、セーブができる回数が少ないというわけではなく、「せっかくミニゲームをクリアしたのにここでセーブができないのは残念」と思うことがいくつかあった、という感想です。 ですので「このゲームは内容が薄い、クリアが楽」と批評している人は、「アクションゲームがかなり上手」か全く逆の「ノーミスクリアを目指さず、エンディングに向かった人」の2パターンに分かれます。 また途中、サブストーリーの分岐があり、セーブ場所がたくさんあるのでそれを活用すれば最後のオマケが少しだけ充実しますし、サブとはいえ楽しめる内容です。 目立つ欠点はマップ移動の操作に多少不満がありました。 最後に私はこの「黄昏の少女」しか遊んでいませんが、これだけでも全体のストーリーがわかりましたが、ゲストキャラの存在がいきなりでしたので全体を楽しみたい方は先に前編の「暁の王子」からプレイすべきと思います。是非とまでは言いませんが。 ともかく、画質が多少ボヤけたアニメでしたが声も絵そのものはちゃんとハガレン品質だったので、「見て楽しむゲーム」としては満足、「遊んで楽しむゲーム」となると普通かそれ以下でしたが、あくまでも”好み”だと思います。 ミニゲームの質や量、セーブポイントのタイミングがもう少し改善されていればもっと評価が高かった惜しい作品だと思います。 |
関連商品 |
前編 Wii用ソフト 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST -暁の王子- 公式 |
攻略ワンポイント |
ミニゲームで失敗する人は、「Wii本体のリモコンの感度調整の変更」をオススメします。その数値は各家庭によって異なるので各自で試して下さい。 また、画面サイズをより大きくした方が細かい敵が見やすくなる場合がありますので、「4:3」よりも「16:9」にするなど、自分にとって見やすいサイズに変更した方が良いかもしれません。 これらの変更により、私はアクション性の高いミニゲームがクリアできました。 |
動画 |
タイトルデモ https://www.youtube.com/watch?v=1W8petMJQxo |
評価(10が最高) |
4 |