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タイトル |
METROID Other M(メトロイド アザーエム) |
メーカー/公式サイト | 任天堂+チームNINJYA公式 |
ジャンル | 横スクロールアクション+3Dアクション |
機種 | Wii | |
プレイヤー(人) | 1 | |
クリアの有無 | ||
2012/3 クリア | ||
ゲーム批評 | ||
ひとことで言えば「隠しアイテム探しが好きな人なら、満足のいく一本」と思います。 一方で、そのアイテム回収に興味がなく単にクリアだけを目指すタイプの人にとってはボリュームが少なく感じる可能性があります。 |
ゲームそのものは、移動は2D、ボス戦やアイテム探しには3Dの操作が必要なため、過去のプライムシリーズで3D酔いをするでもこのゲームなら遊ぶことができる反面、若干、操作が面倒に感じることがあります。 たとえば敵の弱点を探したりミサイルを打ち込むにはWiiリモコンを縦に持ちますが、敵が自分に迫ってきた時はリモコンを横に持ち替えて十字キーで回避する必要があります。 つまりザコならリモコンの横持ちのままでもビームを連打するだけでラクに倒せますが、ボスクラスになるとビームよりもミサイルが有効なためリモコンを縦に持ったり横にもったりと忙しくなります。 ただ3D画面になると敵の動きや敵弾のスピードが若干落ちる配慮はあります。 そして時折、ゲームのテンポが悪いことがあります。それは必死にアクションの操作をしていたかと思うと、いきなり画面が止まり静止画面になります。 その時は「リモコンを縦に持ってターゲットを探す」といった、まるで推理アドベンチャーゲームをしているかのように画面内をくまなく探すイベントがいくつか発生します。 この静止画面が難問で、答えを探すのに時間がかかったり、私の場合、画面内をくまなく探しても見つからずバグだと思い込んでゲームの最初からやり直したぐらいです。 つまり、アクションゲームの中に「調べるコマンドでモノを探しているようなアドベンチャーゲーム」が入ることでテンポが悪く感じられ、もう少し簡単に答えが見つかれば、と思う惜しい内容です。 また遊んでみて感じたことは、豊富なセーブポイントと無限コンティニューというシステムを採用しているためか、マップを進んでいたら不意打ちにイベントが発生し、場合によってはゲームオーバーになることもありました。 ですので、ゲームオーバーが嫌いとか腕に自信がある人はノーコンティニューでセーブポイントからの再開をしても良いですし、アクションが苦手な人とかゲームの時間が少ない人はコンティニューで付近から再開することが可能です。 最初にも書いたとおり、このゲームは隠しアイテム探しが面白いうえゼロミッションのように「取るのが難しいポイント」はほとんどなく、適度なヒントがある上、「アイテムの場所を見つけ、どうやって取るのかが発見できれば非常に楽しく感じる内容」です。そして一度クリアしてもまだ遊べます。 ただこのゲームは「あくまでも外伝」と感じるのは、サムス・アランを中心とした人間ストーリーをベースにし、サムスの動きが忍者のような華麗なアクションをしている点で、これはこれで良かったと個人的に思います。 残念なのは公式サイトにも書いてあるとおり一部バグがあり、それは私からすれば「テストプレイの人数が少なかったのでは?」と思えるくらい発生しやすいバグで、非常にお粗末。 ゲーム序盤にバグの内容と回避策を読んでおけばバグにはならないので、これから遊ぶ人はぜひ読んでおいて下さい。 |
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このゲームを楽しめるタイプの人 あくまでも参考程度で | ||
隠しアイテム、隠しマップ探しに喜びを感じる人 アクションゲームに少しでも自信のある人 メトロイドシリーズが好きな人 Wiiリモコンを縦にしたり横にすることが面倒に感じない人 ※オマケとして、24のジャック・バウアー役の小山力也氏の声のファンなら、ゲーム中声優として参加しているので楽しめるかも |
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関連商品 | ||
METROID Other M 完全攻略ガイド>[単行本(ソフトカバー)] メトロイド アザーエム (ワンダーライフスペシャル Wii任天堂公式ガイドブック)[ムック] |
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評価(10が最高) | ||
7 | ||
私的メモ | ||
未プレイの方のために意図的に文字色を変えています 1周目の回収率 メインセクター:53% セクター1:73% セクター2:85% セクター3:72% リサーチセンター:33% |