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スペースマンボウ

コナミ

2016年11月 クリア
※中断セーブ・コンティニューを使いまくり

●ジャンル
横スクロールシューティング

●823円
機種:Wii
公式サイト なし
ゲーム批評
 当時、MSXは持っていなかったのですが、コナミの音楽は好きだったので音楽CDだけは持っていました。2013年にWii版をダウンロードしていたのを思い出しプレイすることに。
 原作に忠実に移植されたように思え、懐かしいとは思いつつも、まず「連射機能ぐらい付けてくれ」と思いました。おかげで指や手が痛いです。


 グラディウスと同類の横シューティングで、パワーアップを取る度にショットの威力が増すというのが基本機能で、通常ショットやワイドの切り替え、全破壊のボムといったものもパワーアップを取ることで可能となります。


 つまり、カプセルを取って好きな装備に変更できるグラディウスとは異なります。ですが、パワーアップした状態だとステージやボスの攻略がラクになる事と、やられると復活が大変な点はグラディウスと同じです。


 ただ、このゲームはほとんどのステージが建物の中なのでスピード調整が重要。速すぎると壁に激突、遅すぎるとスクロールに間に合わない。そのうえ十字キーの挙動が現在のゲームと異なるのか、「1ドット進み過ぎたり」「逆に移動が短かったり」します。

 推測になりますが、元がMSXのゲームなのでキーボードの十字キーが基本スタイルのため、Wiiリモコンやコントローラーの十字キーとは感覚が異なるのかもしれませんし、単に私が慣れていないだけなのかもしれません。いずれにせよ、プレイする人がこのゲームの操作感に慣れないと先には進めません。


 また、やられた後の復活ポイントの場所がシビアです。コンティニューは何回でも可能なのですが、そこからの復活は「先に進められるパターン」を見つけるまでは大変で、ザコを決まった順番に決まったルートで確実に倒しながら先に進まないとパワーアップできないのではないか?というぐらい練習が必要です。


 そこで便利なのが「Wiiのバーチャルコンソールソフトの中断セーブ機能」です。


 私はコンティニューからの再開直後のゲーム画面でホームボタンを押し、「Wiiメニューへ」を選ぶことで中断セーブをしていますが、この機能があるおかげ「毎日少しずつステージ攻略が可能」となっています。もし中断機能がなかったら、私は確実にこのゲームを諦(あきら)めていたし、当時の「MSXでスペースマンボウをクリアした人は、根気があってうまい人だ」と今でも感心させて頂きます。

 なお中断セーブは再開されると削除されるので、プレイを止める時には「ホームボタンでWiiの画面を出す」ことを忘れないようにご注意下さい。


 それでも「私ではクリアは無理」と何回も思ったぐらいの難易度で、「昔のゲームはハードだった」ことを再確認できます。
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※矩形波倶楽部、キングレコード株式会社 KICA 1006 定価1,500円
スペースマンボウ From MSX CDの裏ジャケット

【音楽CD】「スペース・マンボウ」

評価(10が最高)

※難しいので辛めです。



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